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神社とスピリチュアル


by さくら姫
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故郷の話

2013年3月31日(日)15:35
私の実家は熊本市内ですが、墓がある所は山里。
熊本県上益城郡矢部町(今は山都町、やまとまち)です。
ログハウスの田舎の家の向いに、水の元である水源があります。
石清水で天然水です。その水を5世帯で分け合っています。
元々は、父の母であるおばあちゃんが持っていた水源だったのですが。
いつの間にか使わせてくれ、で殆どの予算を叔父が出して近所で分け合っています。

その中の一人にAさんがいました。
この家の人達はごみというごみ(燃えるごみから粗大ごみまで)ありとあらゆるものを
、トラックに積んでは山の中に捨てるという、信じられない事を平気でしていました。
村の人がそれとはなく注意しても、全く耳を貸さず。ひどいものでした。
そうこうしている内に、その家の人達が一人、又一人と病気になり足腰がなかなか立たなくなりました。
病気になったら、なったで新興宗教の坊さんにすがって、お金ばかりを寄付しだす様になりました。
働いていないから、サラ金です。サラ金とパチンコとで、とうとう離婚して。
残されたのはおばあちゃんと息子。多額の借金。

水の出が少しでも悪いと、あの家にたくさん人が来ているせいだと人のせいばかりです。
お金は殆ど出さずにいても、いつの間にか自分の水みたいな口ぶりです。
 
水は皆の宝。山の神様。水の神様。森や自然の精霊さんからの宝です。
一人の、一つの家の「自分だけ、我よし」の言動で水が枯れてしまえば、皆の生活が成り立ちません。

お墓詣りする度に、向いの水源の周りに塩で浄め、お神酒を上げて感謝します。
水源に蓋がないので、変な輩が変な事をしない様に、結界の意味も込めて。
故郷の話_e0287115_15555942.jpg

里山の風景です。日本昔話の様です。水害後、工事して風景が変わりました。
故郷の話_e0287115_15565661.jpg

水源です。ここで、昔は「きじゅばあちゃん」が葛をさらしていました。
葛粉を作って商売していました。(本葛、ほんくず)
山の恵みです。
by sakurakodama3 | 2013-03-31 16:04 | Comments(0)