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神社とスピリチュアル


by さくら姫
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丑の刻参り

2013年9月3日(火)20:33

実家の父から聞いた話です。昭和7年の生まれですから、昭和24年位の話です。

その頃の父は高校生でしたが、俗に言う≪わるさ坊主≫でした。

時代が時代で、どの家にもありがちな話ですが『長男』と『次男』の待遇差や差別化が酷く、父はひねくれていました。それで、高校生ながら悪さばかりしていました。

家は、田舎の山の中の大きな家。村の有力者の家です。それなりの財力もありました。

経済的には恵まれていても、心の寂しさは埋められません。寂しさ、やるせなさを埋める為、近くの町へ女を。(今で言う風俗です)

で、らんらんらんとなり、家路へと。しかし時間はとっくに12時過ぎています。

山道をちゃり(自転車)こいで必死で帰って行っていますと。。。。。灯りが。。。。。この山の中に。。。。

ごくり。。。自転車こぎ止めて、そっと身をひそめると。

見えたのは、≪八つ墓村そのものの≫『丑の刻参りの女性でした』

ろうそくを頭に二本。手にはわら人形。木にわら人形を打ち付けている最中だったのです。

見た途端に、腰がぬけて、、、、、、あわわわと言葉にならず、その場に座り込んで、へたりこんでしまいました。

で、その後、その女性に見つかり⇒貞子に見られたように⇒ギャーと男の叫び声、そして自転車に乗り、死にものぐるいで去る男。

やっと家にたどり着きました。

その後、≪丑の刻参りを見た≫と言っては⇒逆に高校生が、なんでそんな夜中に外にいたの?で、⇒

丑の刻参り_e0287115_20583980.jpg
ぼこぼこやられるのでした。
by sakurakodama3 | 2013-09-03 21:01 | Comments(0)